西濃運輸の営業所止めで届いた22トン薪割り機を軽四貨物車で取りに行き、自宅のリフトで下ろし、組立てました。一番重いパーツであるH鋼ビームに油圧シリンダーを取り付け、縦に立てて置き、ビームを倒さないように注意しながら牽引バーを近接移動し、ボルトを通しスナップピンで止め結合しました。この時反りのない12mm厚の針葉樹合板を１枚敷いておくと作業がし易い。ビームが倒れないようにユンボで吊ろうかと思ったのですがその必要もなく、70歳過ぎの私でも一人で組み立てる事が出来ました。あまり力は必要ない。重心が低くなったのが良い点ですね。またエンジン直結になっているギヤーポンプのスペック上では作動油流量は41L/minもあって刃の戻りが早い。組み立て説明書（取扱説明書）はよく出来ていて理解しやすいです。ただ１４ページ４のシリンダーカバーをボルトで取り付ける時は19mmのスパナを使用するようになっているのですが、これはボルトが17mm なので17mmのスパナで固定するというのが正解ですね。またそのページ下の５は17mmのスパナを使用するとなっていますがこれも19mmのスパナの誤記でしょう。あまり大きな問題ではないけれども・・・。私はスパナではなくメガネレンチを通常使います。
ハイドロオイルをヤンマー農機に注文しておいたので届いてすぐ充填し、エンジンオイルも注入した後、エンジンを起動して玉切りした薪を割ってみたところバリバリッと気持ちよく割ってしまい、22トンの力を実感しました。数回使用して作動油からエアーが抜けたあと油量を確認し、ボルト、ナットを締め直し、これから長く使っていこうと思います。
